季節は入梅直前。あやめが終わり菖蒲の季節となりました。今まで行ったことがない水郷地域に行く計画を立てました。距離的に遠からず近からずですが、あわてて事故を起こしてもつまらないので余裕を持たせた計画にしました。
1日目 自宅を6時半に出発。第2東名で首都高を経由し東関東道の酒々井PAまで3時間ほど。この時間でも食堂も売店も営業しているので大変便利。とはいってもお風呂も入ってきているので後は寝るだけ。
2日目 朝もゆっくり6時半起床。外に出てみると月曜日にかかわらず人が多いのにびっくり。
7時過ぎなのにこの状態。考えたらここは成田空港へのアクセス経由地。皆さんこれから外国にでも出かけるんでしょうか。おかげでトイレも満員。PA内にあるパン屋さんで朝食用のパンを購入し朝を済ませる。焼き立てなのでまだ柔らかくておいしかったです。わざわざ用意してこなくてもこれならいいですね。
最初の訪問地はあの有名な成田山新勝寺。30分ほどで到着。成田山自体に駐車場がないので近くの駐車場に車を停めます。うっしっし号は成田山弘恵会東町駐車場に停めました。8時からになっていましたが少し前に到着。入り口が開いていたのでとりあえず駐車。
まあ後で払えばいいかと門前を歩いて行く。まだ商店も開いておらず寂しいです。
総門到着。意外と街中に隣接していて、庶民に近い感じがします。
民間の生活に密接に繋がっているのが提灯の数で分かります。
続いて仁王門をくぐる。
ここに提げられている大提灯の底に竜の飾りが。
池には亀の形をした岩が。
さらに階段を登って大本堂に。
色鮮やかな三重塔が隣接しています。絵になります。
ここまできれいな塔は珍しいですね。
こちらは聖徳太子堂。
一切経堂から鐘楼にかけて。
こちらも立派な釈迦堂。
釈迦堂の脇にある出世稲荷。お稲荷さん独特の雰囲気。
奥の院にある光明堂。
さらに奥にあって、遠くに見えていた平和大塔。
貴重な古い資料を見学した後、2階に上がり不動明王を拝観。圧巻です。
敷地も広大でなかなか回りきれませんが、駆け足で見ました。お札、お守りもありがたくいただきました。
再び東関東道にのって、次に向かったのは香取神宮。先日油をかけられたとの報道がありましたが、けしからん気持ちですね。気に入らないのならほうって置いてもらいたいものです。われわれ普通の日本人にとっては神聖なものなのです。
成田山新勝寺とは違い、かなり田舎の、人家もまばらな場所にあります。駐車場の奥に参道があります。
お店には帰りに寄るとして、とりあえず参道を進み一の鳥居へ。
さらに進んで二の鳥居をくぐり総門へ。
すぐ先に楼門があります。
楼門の先に大祓式の茅の輪が見えます。
名前、住所などを記入した人形を持って何回か表記されているとおり輪をくぐって、初穂料とともに収めて茅の輪の形をしたお守りと交換。
いよいよ拝殿にてお参り。
真面目にお参りした後参道のお団子屋さんで出来立ての柔らかいお団子をいただきました。
いよいよ水郷に向かいます。行く先は佐原水生植物園。
入場料700円を払って入り口を入ると菖蒲が咲いているのが見えます。こちら水生植物園なので菖蒲ばかりではなく色んな水生植物が見られます。
池の周りに菖蒲がぐるりと植えられています。
500円払うとさっぱ舟に乗って園内を周遊できます。
数多くの品種の菖蒲を見ることが出来ます。
折角なのでさっぱ舟に乗ることに。
ハスや睡蓮なども見られます。
水辺と橋と花がマッチしています。
この季節を菖蒲が咲き誇っています。
ついでに撮ってみました。
いいロケーションから。
中でも一番見ごたえのあった菖蒲。
帰りに売っていた芋アイス。まさに芋のアイスでした。
水生植物園を後に、潮来あやめ園に向かう前に腹ごしらえ。この地区上位のラーメン純輝 潮来本店。味噌ラーメンがおいしいと評判のお店。混んでいましたが何とかは入れました。850円の味噌ゴマラーメン。
見た目かなり背油が入っていてこってり。がっちり食べたい人にはもってこいかな?
周辺にある駐車場1回500円に車を入れ潮来あやめ園に。
川沿いに菖蒲が咲き誇っています。
ここでも舟に乗ることができます。
さっきの水生植物園ほど種類はない感じですが、密集して植えられていてボリュームがあります。
橋の下には潮来笠が。
珍しい色の菖蒲。
まめに花摘みをするお姉さん。
足踏み水車。
一休みして食べた水大福。
かなり長いのでとても収まりきれません。
あやめ園を後に向かうは、3番目のパワースポットの鹿島神宮。香取神宮とともに古事記にも出てくる神様をおまつりしています。近くには有料駐車場はありますが、もちろん少し離れた無料駐車場に停めて歩いていきます。
巨大な鳥居です。くぐってしばらく行くとかなり立派な楼門が。
いよいよお参りです。通常拝殿、本殿は正面にありますが、こちら楼門を入って右側にあります。
見た感じそれほどの荘厳さは感じなかったのですが、いざ拝殿に向かったとき、なんとも言いようのない厳粛感というか、奥がぼんやりと陽炎のように揺れるのを見た後はしばらく動けませんでした。神社には良く行きますが実際神の存在を感じるのは滅多にありません。信心が足りないのかもしれませんが。
お参り後かわいいおみくじを購入。帰宅後中に入っているおみくじを開いてみたら見事大吉でした。
拝殿の奥に回って見える色鮮やかな本殿。
お参りを済ませて、さらに奥参道を進み奥殿に。
大なまずを退治して鎮めた伝説のモチーフ。
この奥に要石なるものが祭られています。地中深くまで埋まる要石が、地震を起こす鯰の頭を抑えていると古くから伝えられています。水戸の徳川光圀公がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という話が黄門仁徳録に記されています。
見た感じは大した事ないように見えるのですが、氷山の一角ということなんでしょうか?
これで今日の観光スポットは終わり。ベイシアでビールやら翌朝のパンやら色々仕入れてお風呂に向かう。神栖市のふれあいセンター湯楽々510円。この地区最安です。平日の午後でゆったり入れました。
この後近くの蕎麦屋で鹿島そばなるものをいただき、本日の宿泊地の神之池公園に。詳しい場所は
こちら中国料理国賓というお店の裏手、P泊地は国道から斜め左折した北側に入ったところにあります。裏側には池があり運動したり散歩したりゆっくり過ごすことができます。もちろんトイレもあります。
この日はゆっくり散歩をしてテレビを見ながら夜眠くなるまで過ごしました。
3日目 夜中に雨の音で目が覚めました。翌日は天気予報では雨。予報通りですが、お昼まで何とかと願いこめて6時ころ起きる。やはり雨。前日ベイシアで朝ごはんを買うのを忘れたので近くのセブンイレブンでおにぎりを買いに行く。朝の通勤時間で立て込んでいます。
お天気は悪いですが、予定通り犬吠埼に向かう。途中安かったのでガソリンを入れる。川久石油 神栖東セルフ134円/1リットル。場所はこちら。
8時過ぎに到着。ひどい風でとても外に出られない状態なので車の中でおにぎりをいただく。
それでも折角来たので写真だけでも撮る。
この後お土産を買いに、銚子港近くにあるウォッセという集合施設に向かう。本当は太平洋を一望できるポートタワーに行きたかったのだけれどこのお天気では上っても仕様がないかとこれも写真だけ。
ウォッセは朝8時半からなのでしばらく外で待つ。開店と同時に入店。まだ誰もお客さんが居ません。中はこんな感じ。さばカレーやらカレーボールなどの練り物を購入。
次も銚子を代表するお土産のぬれ煎餅を買いに行く。市内に何店舗かあるイシガミ。やはり開店前に到着したので駐車場でしばらく待っているとお店の方がどうぞ!と言ってくれたのでお言葉に甘えて入らせてもらうことに。
職場関係や自宅用などにいくつか買わせていただきました。これでノルマのお土産は完了したので、歴史あるヤマサ醤油の工場見学に向かう。こちら第一工場に併設されています。
受付に向かうと、今日は予約で一杯なので工場見学は出来ないが、ビデオは見ることが出来ると言われ、折角来たのだからとビデオだけでも見ていくかと言うことに。醤油の工場見学がそんなに人気があるとは思っていなかったので油断していました。残念ですが仕方ありません。
10分くらいヤマサ醤油の歴史を鑑賞させていただいた後、お土産の生醤油をいただく。それで帰るのも申し訳ないので併設されている売店をのぞき醤油関連品を色々購入。ついでに醤油ソフトと醤油ロールなるケーキをいただく。
それぞれ醤油の風味が残っていておいしかったですね。後は帰るだけですが、若しかしたら銚子電鉄が見えるかもと、銚子駅に寄ってみる。歩道橋の隙間からそれらしい電車が撮れました。
後はひたすら家に帰るだけ。途中通る首都高の渋滞が心配でしたが、午後の時間帯で特に渋滞もなくスムーズ。3時くらいには帰ってくることが出来ました。今回600kmの旅でした。それほど距離はなかったので余裕を持って過ごすことができました。
今回もついつい色んなお土産を買ってきてしまいました。これがないと旅行に行った気がしませんね。
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