2013年10月11日金曜日

伊豆紀行

伊豆紀行
今回は、節約伊豆旅行企画しました。高速道路も使わないため交通費はかかりません。コースは
 1日目:自宅-大瀬崎-松崎-伊那下神社-雲見浅間神社-石部の棚田-道の駅開国下田みなと
 2日目:道の駅開国下田みなと-白浜神社-峰温泉大噴湯公園-河津七滝-浄連の滝-妙徳寺-北條時-自宅 です。見所満載で回りきれるかどうか分かりません。いつものことですんなりとは行かないと思いますが、何とかなるでしょう。

1日目 9月30日自宅を朝8時半に出発。まずは大瀬崎にビャクシン林を見に向かう。本日晴天、富士山もくっきり見えます。大瀬崎越しの富士がきれいでした。


この大瀬崎の岬の先端に大瀬崎神社があって、その一角にビャクシンの大木があるためそれを見たかったのですが、有料駐車場しかありません。ちょっと車を停めて見るだけの予定だったのであっさり断念。またの機会にして、松崎方面に。
 次に寄ったのは戸田港を見下ろす見晴台。岬が港を抱くような形をしています。


戸田のタカアシガニが解禁になったようですが、以前いただいたことがあるため、今回はパスして土肥に。通り道に恋人岬があります。しばらく行ったことがなかったため寄り道。



富士見台のオブジェから富士山が見事に望見できます。往復30分ほどかかりました。汗を拭きつつ堂ヶ島へ。伊豆を代表する景勝の地です。干潮の時には島に渡る道ができるトンボロ現象が見られます。


さていよいよ本日のお昼を食べる松崎に到着しました。場所は回転すし伊豆ととやです。着いたのは調度お昼ころでしたが、駐車場には1台も停まっていません。もしかして定休日か?調べてきたのでそんなはずはない。心配しつつドアを開ける。こんな時間にもかかわらず客が一人もいない。しかも回転すしのはずなのにレーンは回っていません。回転すしなのになんで?すすめられるままに席につく。ランチがあったので海鮮丼と注文でさば、うちわえび(850円?地元にしかありません。)、かつお、注文するとあら汁がついてきます。名前は回転すしとなっていますが普通のお寿司屋さんということでしょうか?そんな感じですがネタの鮮度はやはりいい。特にうちわえびは一般には出回らないため地元でしか食べられない代物。ここにはこれを食べるのが目的で来ました。



形が確かにうちわみたいですね。おなかを満たした後は松崎にあるパワースポット、伊那下神社に立ち寄る。


家内安全を祈願し、第二のパワースポット雲見浅間神社へ。烏帽子山山頂にある展望台から富士山を見ることができれば願いがかなうといわれています。その言葉を信じてがんばって登ってみようと思います。一見さしたることもなさそうな神社ですが。


しばらく階段を登っていくとさらに急な階段が。


ここはもう一踏ん張りと思い、写真には写っていませんがさらに上のほうから手すりがついているため、その手すりにすがりつきながらやっとたどり着いたと思いきや、そこは本殿ではなく手前のお宮。そこから登山道のような山道がさらに上に伸びています。じぇじぇじぇ!まだ登るの?ここまで来て断念するのもなー!まあ後ちょっとだろうと言い聞かせる。連れ合いはとっくに置いてきぼりです。それにしても普段登山などしない身にとってこれはきつい!口から心臓が飛び出しそうになりながら、途中から岩山をよじ登る。頂上下の岩の端っこを回りこんで上に。頂上に立つと足がすくみます。お天気がいいため足元も遠くもくっきり。

 

本殿でしっかりお参り。これで願い事がかなうかな?苦労して登ってきても降りはやはり早い。連れ合いと下のお宮で合流。とんでもないところに来てしまったと後悔しながら、石部の棚田を探す。まだ穫り入れ前で稲が実っています。昔はありましたが今では珍しくなりました。


さて今回の楽しみの一つ、産地伊豆の天草で作ったところてんでも食べに行きますか。場所はお休み処 見須。いかにもといった構えですね。


ところてんはお酢と黒蜜と2種類。黒蜜のほうは通常の長いものではなく角切り。これもまたありかな?画像は右側にあるのが黒蜜で、左側が付け合せでついてくる専門店ならではのひじきです。


伊豆のところてんは歯ごたえがあってしっかりしていてスーパーで売っているパックのものとは違います。ところてんで一服した後、龍宮窟に向かいます。田牛にある龍宮公園を下に降りていくとあります。



長い間の波による侵食が成せる業か。そろそろ時も夕方にかかり本日の宿に向かう前、汗を流しに温泉へ。下田で唯一の銭湯の昭和湯(360円)。地元の人しか利用しない穴場です。普通の銭湯ですから石鹸、シャンプーはなし。それでも温泉には違いなく、なんと言っても低料金が魅力です。その後今晩の晩酌のつまみにでもと、テレビ等でおなじみの金目鯛コロッケを仕入れに福正というお肉屋さんに行ってみると何と夕方5時に閉店。着いたのが5時過ぎであえなく撃沈。閉店が5時って早くないですか?そうは言っても仕方がないので夕飯を食べに食堂山の上亭に。こちら和食から中華から夜は居酒屋になったりの地元御用達の食堂で、観光客には伊勢えびラーメン(2700円)、伊勢えび天丼(2500円)が人気のお店です。


今回は節約旅行なのでここは磯香ラーメン(1150円)を注文。ラーメンにワタリガニとサザエが入っています。


少し塩気が強いラーメンですが魚介系なのでもう少し塩分控えめにしたほうがいいのでは。それでも食べ応えはあります。おなかを満たした後今日の宿泊所の道の駅開国下田みなとに。


たそがれ時を過ぎ、後はいっぱいやって寝るだけです。ところが先日付けたテレビでも見ながらくつろごうかと思ってスイッチをつけ電波のスキャンをしても写りません。アンテナを車外に出せば違うのでしょうがアンテナ線の長さに限界があり、車内での受信になるため結局テレビを見ることはかなわず。携帯のワンセグテレビも写らない受信の悪い環境にがっかり。場所によってはこんなこともあるでしょう。代わりにラジオで我慢。そのうち持って行ったペットボトルウィスキーに酔っ払いおやすみ。

2日目 早く寝たせいもあり朝6時過ぎには起床。お手洗いで顔を洗い、周辺をお散歩する。港にはしゅんせつ船がいて、しゅんせつした土砂をダンプカーに移す音が時々していたんですね。港の一角に黒船が泊っています。


道の駅に隣接してまどが浜海遊公園があり、朝方ウォーキングしている人がちらほら。横須賀にある海軍基地から送られたという大きな碇があります。


数日前に伊豆沖で起きた漁船と貨物船との海難事故で転覆した漁船のピンク色の船底が見えます。この後船内から行方不明だった船員の方が見つかったとの報道がありました。謹んでご冥福をお祈りいたします。また何でこんなところに?と思ったのですが、開国のシンボルでもあり下田との関わりもあるこの人の像も建っています。


一回りして車に戻り、電子レンジでチンして朝食を済ませ8時前に出発。本当は地元グルメのさんま寿司を買いたかったのですが、時間が早くてまだやっていません。仕方がないのでそのまま下田のパワースポット白浜神社に向かう。朝だけに厳粛な雰囲気が漂います。


鳥居を潜ってすぐのところ樹齢2千年の御神木のビャクシンがあります。さすがにパワーを感じます。そのパワーを少しいただきました。


お参りした後何かお守りでもと思ってまだ開いていない授与所に寄ると、ここにしかないえびすさんのだるまがある。ここの主神のいこなひめのみことの皇神?事代主命がえびすさんということだそうです。大変珍しく、だるまコレクターとしてはここは買いでしょ!ということで購入。


だるまの裏には富士山が描かれています。お土産もゲットしたので、河津方面に。途中白浜海岸があり、降りて見たかったのですが雨が降り出したので諦めてスルー。先に進むと白浜が望める見晴台があったのでちょっとよって写真を撮る。


次の観光スポット峰温泉大噴湯公園に向かう。ところが着いてみるとな、な、何と本日はお休みの看板が。下調べが不十分でした。



でもちょっと覗いてみる。一応噴湯の櫓だけは見ることができましたので良しとしますか。


売店も閉まっているので、河津七滝に向かう。今回は2台のナビが大活躍で、安心してドライブできます。平日なのでどこに行っても空いていて楽チンです。七滝到着。順番に見ていきます。
蟹滝。



初景滝
 
 
予定時間で後は見れずに戻る。次は名曲石川さゆりの天城越えに出てくる浄連の滝。
 
 
 
 
天城越えの詩の碑があります。ここにも多くのチャイニーズが見られます。今や日本の観光はアジアの外国人で支えられている感じです。こてこての観光コースですが、浄連の滝を後に明徳寺に向かう。さすがにここまでは中国人は見られません。ここは知る人ぞ知る、いわゆるトイレの神様のお寺です。
 

雨に煙る下半身にご利益のある静かなお寺の佇まい。下世話な話ではなく、真剣に悩んでいる方には藁をも掴む気持ちでおまいりする方もいらっしゃるかと思います。もちろん元気に越したことはありませんが、あちらが元気であれば健康な証拠でもあります。そんな気持ちで御神体をお参り。


ここではお見せできないほど巨大な男女のシンボルが祭られています。気持ちを込めおさすりしました。大きな声では言えませんが、実は帰宅してから確かに調子がいいようです。近くに出かける機会がありましたらまたお参りしたいと思います。売店に赤いパンツも売っていたのですが、誰もいなく横目に見て通り過ぎる。次回には購入したいと思います。今回は節約旅行なので寺院仏閣が多い。次は先日テレビにも紹介された長岡にある北條寺。まだ雨が降り続いています。


こちらはこの時期白い彼岸花が可憐な姿を見せてくれます。地味な花ですが、調度降る雨とマッチしています。


雨の北條寺を後に、自宅に帰る前にファミレスに寄ってお昼を済ませ、2時には無事帰宅。今回は予定通り2人2日で2万円くらいで収まりました。これならちょくちょくお出かけできますね。次の旅は紅葉に燃える東北です。



 




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