2013年9月23日月曜日

マイエース家電化計画・・・テレビ編


何回か車中泊を重ねて、テレビの設置の必要性を自覚はしていたのですが、なかなか実現にこぎつけませんでした。テレビばかりでなくアンテナ、設置場所など検討するところが多くて時間がかかりました。まずは設置場所ですが、決して広くはないハイエースワイドミドルでは据え置きは難しい。そこで壁掛けにすることにしたはいいものの、どこにつけるか考えた挙句、シートベルトのボルト穴を利用することにしました。まあどこにでもあるボルトだろうくらいに思っていたのですが、M12では入らず、M10ではゆるい。若しかしてインチねじか?色々調べてみると、国内の車のシートベルトの固定ボルトの規格は7/16だとのこと。ところがこの寸法のボルトがホームセンターに置いてない。仕方がないのでネット通販で探して取り寄せたのがこれ。


ナットとワッシャーはついていません。長さは150mmです。1本800円以上しました。このボルトでカットした板材をとめてテレビを固定する台座とします。板材は30cm×120cmの合板をホームセンターで買ってきました。1000円したかしなかったか?これをヘッジトリマーで加工して塗装、ニスで保護しました。


ボルトのヘッドを電動ドライバーで固定するため大きめの20mm径のビットでホールの径を広げてあります。裏側の見えそうなところには木目シートを張ってあります。


これで板材ができたので車内にボルトで固定します。鉄板と内装材の隙間が2cmほどあるので、スプリングワッシャーと9mm厚のナットを2つ板材の下に入れてあります。運転席側です。


手前側には2段ベッドがあるので出っ張らないようにテレビを付けなければ。
 

液晶テレビは16型か19型かで悩んでいましたが、ダンボールを切り抜いて当ててみると、19型は金具とテレビ裏のボルト穴の位置によっては結構下になり、しかも傾斜しているので見えにくくなる。そのため少し小さいが16型に決定。その前に壁掛け用金具をネット通販で購入。1800円なり。重さ25kgまで耐えられます。購入予定のテレビの重さは2kg。


下にあるのが壁側で、板材厚15mmのビスで留めます。上にあるのがテレビ側で、ボルト穴の位置によってテレビの裏側にボルト止めします。それぞれ金具を取り付けたらスライドさせて、外れないようにボルトでとめるようになっています。そうして取り付けたのがこちら。


テレビはBelsonというメイドインタイのDM16-B1。ノジマにオリオンの16型を買いに行ったところ、売り切れになっていたため、ほかのものと見比べてこちらにしました。価格は11800円。たまの1ヶ月に数時間見るかどうかだけなのでこんなんで十分。後はアンテナにつなげば見られるはず。
 

アンテナは指向性アンテナと無指向性アンテナがあり、家庭で見るテレビの場合はテレビ塔の向きが変わらないので指向性、テレビ塔の方向が変わる場合は無指向性が向いています。これまでは携帯などのワンセグテレビを見ていましたが、これは無指向性アンテナのようです。どこに移動しても調整の必要がない分受信力が弱いため移りが悪いです。移動中でもテレビを見るようであれば無指向性アンテナがいいのでしょうが、受信力の優れたアンテナはお値段も大変高く大型テレビが買える位します。我が家の場合、基本二人旅なので移動中にテレビを見ることがない。テレビを見るのは夕飯の後か朝ごはんのときくらいなので、一般的に出回っている指向性アンテナにすることにしました。色々検討した結果、車内アンテナとして使うので屋根の上に立っているようなものではなくコンパクトなもので、とはいえ山に行ってもある程度受信力があるものということでこちらに決定。




やや大きめですが、屋内においても違和感のないすっきりしたデザイン?です。もっと小さなものもあるのですが性能がいまいち。これをテレビ塔の方角に向けて一番受信する方向に調整します。
走行中はベルトでベッド用のパイプに固定します。アンテナの位置が大体決まったのでこれにブースターと電源とアンテナ線をつないでいきます。ベッドの下に隠してあります。


電源はインバーターから直接取っています。


下の延長コードがそうです。後はテレビのチャンネルの受信設定を、出先でスキャンすれば見れるはずです。

 


無事見ることができました。アンテナの方向によって受信状態が変わります。これで寝るまでの間もいつも通り過ごす事ができますね。

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