2016年7月13日水曜日

沼田伊香保紀行

沼田伊香保紀行

本当は7月は北海道に行く予定だったものが、仕事の都合で行けなくなったため急きょ群馬に出かけることにした。これまでも群馬県には何度か出かけてはいるものの、今まで行ったことのない所も結構あるのは観光県群馬の懐の深い所でしょうか。

1日目 いつものように仕事を終えて18時半ころ出発。高速を乗り継いで関越道赤城高原下りSAに着いたのが21時半過ぎ。3時間以上かかりました。途中渋滞らしきものもなかったのでまあまあでしょうか。標高もあるので涼しいくらい。何とか眠れそうです。テレビは映らないため早めに就寝。

2日目 朝6時半起床。いいお天気です。今日一日は持ちそうです。この赤城高原SAは売店も食堂もずーと開いているみたいなので便利です。



売店でサンドイッチを購入し、時間がなかったのでほおばりながらハンドルを握る。
 朝一向かったのは吹割の滝。特に時間の制約もないので一番早くに入れました。滝専用の駐車場はないので周辺の駐車場を事前に調べてあったのですが、朝早かったのでお店も営業していないのでどこに停めてもよかったみたいです。一応車を停めたのはNPO法人が経営しているらしい滝の駅。滝まで歩いて数分のところにあります。


                               

滝に向かって下っていく途中には普段はやっているらしい売店も閉まっています。しばらく下っていくと渓流が見えてきました。




渓流全体が岩を削りながら流れているような感じです。


さらに歩いていくと変わった滝が現れました。流れが広がって落ち込んでいます。



上から水が流れ落ちている滝ではなく、岩の割れ目に水が集まって流れ落ちている滝です。



遠くに吊り橋が見えます。しばらく行くと上に上がって吊り橋を渡ります。




向こう岸に渡り山ぞいの遊歩道をしばらく歩くと木の枝越しに滝が見える展望所があります。


下からではわからない滝の全容が見えます。さらに歩いていくとまた展望できるところがあります。



森林浴をしながら駐車場のすぐ下にある橋のところに出ました。



1時間以上時間が経過しています。お天気は良かったのですが、真夏は一周するのは大変かもしれませんね。車に戻りたんばらラベンダーパークに向かう。

 途中テレビでも何度も紹介されている道の駅田園プラザかわばに立ち寄る。



きれいで大きな道の駅です。9時前に着いたのでまだ営業していません。せめて写真だけでもと中を散策。有名なミート工房の山賊焼きも10時からです。

そうこうしているうちに9時になって野菜コーナーが開店したので覗いてみる。巨大なブルーベリーやビールやジュースなど買い込みました。


リンゴとブルーベリージュースがおいしかったです。山賊焼きも興味はあったのですが、次回にとっておきます。
 次はラベンダーを見に行きます。ネットでは早咲きのラベンダーが咲き始めているという記事でしたが、行ってみないことにはわかりません。30分ほどで到着。



受付でまだ咲き始めたばかりでまだ咲きそろっていないと説明される。と言われても見ないで帰るというわけにもいかず、期待しないで800円払って入場。花の時期によって入場料が変わるようで、現在は1200円になっています。



ラベンダー以外のものもあまり咲いていません。半月ほど早かったようです。早咲きのこいむらさきという品種がぽつぽつ咲いていますが、色が地味なので全面咲いてでもいないと目立ちません。



リフトは別料金なのでとりあえず上まで歩くことに。サルビアは咲いています。



ニッコウキスゲは今ちょうどいいみたいです。



リフト沿いのラベンダーは濃い色の紫です。



やや小さめのラベンダー。



こんな花も咲いています。



まあまあでしょうか。


上に池みたいなところがあってミスト状に水が噴き出ています。



さらに上のほうにはニッコウキスゲの群落がみられます。





ユリ園と違って様々な」色はなく一色だけですが、花の少ない状況では貴重です。



上にもラベンダーソフトはありましたが、入口のところにランドグーシャソフトがあったのでリフトに乗って帰ってきました。



550円とちょっとお高めではありますが、甘くておいしかったです。
 さて次はお昼です。食べログで色々調べたところ地元グルメだとそばかうどんが多い。その中から選んだのがそば源。人家から離れたとこにあり、変なところに迷い込んだと思ったくらい。



ここが?外見は普通の民家。横に回って暖簾を見て初めて分かりました。


十割そばが有名なようなのでこちらを頼みました。


色々出てきましたが、珍しいのはお通しで出た四角いおそば。お塩で食べるようにと注文が。お蕎麦とは別に頼んだのがそばがき。ふわっふわでとっても柔らかい。家ではなかなかこんな風には行きません。山菜の天ぷらも地元ならではのものが出ておいしかったです。お店の中も凝っていて、さながら骨董店のような雰囲気。


お腹も満たされたので雰囲気をガラッと変えて向かったのはロックハート城。昔津川雅彦がスコットランドからもらい受けて群馬に移築したようです。


一見凝ったラブホテルっぽいですが、中はどうなっているでしょうか?


エントランスはこんな感じ。ツタに覆われています。入場料1000円を払って入る。後で気が付きましたがホームページに10%割引クーポンが載っていました。


お城本体ばかりではなく周辺の施設も移築したものなのかわかりませんが雰囲気ありますねー


芸能人などが訪れたときのサインギャラリー。こちらはテディーベアハウス。


中は色々なテディベアがいっぱい。


マニアが見たらよだれが垂れるようなものがあるんでしょうね。


さらに上に登っていくといよいよ本体のロックハート城。愛が成就するハートの中のロックハート城。


一応ハートをくぐってきましたから幸せになれるかな?パノラマで撮ってみました。


正面から見るときれいなお城ですね。


お城の横にある教会。


脇にあったダイアナ妃が使っていた車。


斜めからのお城もかっこいい!


中に入ります。


エントランスの左右に騎士が見守っています。天井にはこんな絵が。


歴代の王様が座ったであろう玉座。


一度はかぶってみたい


こんなものもあります。全て本物。


上のほうにも展示物があります。


巨大なテディベア。


ざーっと見て出てきました。反対側から。そのうちツタで覆われてしまうかもしれません。


協会の隣に恋人の泉なる建物があります。高さ20mもあるので下から写真を撮るだけ。鐘を鳴らすと結ばれるようです。


売店が並ぶバザール。ちょっと覗いてみました。


まだ時間は早いのですが、昨夜は疲れたので早々に本日の宿泊地、道の駅こもちに向かう。


さっき食べそびれた佐藤錦ソフトがあったので頼んでみる。


ソフトクリームというよりもシャーベットが溶けた感じ。味はしました。道の駅の裏手にベイシアがあって、そこで食材を買った後そこに隣接する温泉施設こもち温泉で汗を流す。周辺には温泉は多いながらここは250円と最安です。ただ固形石鹸が置いてあるだけなのでご注意を。
 
             

その夜はベイシアで買ったビールをあおってテレビでも見ながらのんびりしようかと思っていたのですが、暑い!作った網戸をつけて風が通ればいいのですが、風もなし。リアゲートを手作りボーンバーで開けても大して効果もなし。帰ったら更なる暑さ対策を考えなくては。しかもテレビが映らない。こんな夜は時間を持て余してしまう。以前設置しておいたDVDプレーヤーで映画を見ながら時間をつぶす。それでもなかなか寝付けませんでした。

 もやもやした夜を過ごし翌朝6時半ごろ起床。お天気は雨。すぐ近くにSAVE ONがあるのでそこでサンドイッチを買って榛名神社に向かう。


1時間ほどで到着。途中榛名湖を通ってきましたが、真っ白で何も見えません。帰りにまた通るのでその時には少しは晴れているだろうと通過。榛名神社は下ったところにあるので霧は晴れています。市営駐車場もありますが、少し遠いのでお店が無料駐車場にしている参道沿いの駐車場の一つ門前仲まちに停める。


早朝のため参道沿いのお店はどこも開店前。


 人のいない参道を歩いて本堂に向かう。


鳥居をくぐってしばらく行くと神社には珍しい山門。


途中七福神の像が祭られています。こちらは寿老人。


雨に煙る山道を進む。


こちらは布袋様と福禄寿。

上へ上へと登って行きます。


恵比須様。


パワースポットの一つでもある行者渓にかかる神橋と巨大な岩。



弁財天。


この先にある瓶子の滝(みすずのたき)と矢立杉。



すぐ上には大黒天。


榛名神社の象徴 双龍門と鉾岩。


双龍門の奥にまた巨大な岩が。


本殿の隣にある神楽殿。


いよいよ本殿にお参り。


まさに山全体が岩でできているご神体の榛名神社。神気を感じる空間です。


ご本殿の裏にご神体の御姿岩が。


龍神が巻き付いています。


お参りを済ませた後タイミングよく売店が開いたため御朱印帖に記帳していただき帰路につく。また榛名湖まで戻ったのですが、相変わらずの霧。


湖の全体像が全く分からない上、別名榛名富士と呼ばれる榛名山も全く見当たらず。


予定では榛名山ロープウェーで山頂に上るつもりでしたがこれではと諦め伊香保温泉に向かうことに。車を停めたのは階段街駐車場。伊香保温泉の象徴の階段の真下にあり一番近い無料駐車場です。


9時過ぎでまだ観光客もあまり見られません。階段がずーっと続いています。


草津温泉の湯畑ほど大きくはありませんが、この階段の真ん中を温泉が流れ落ちていきます。触ってみると丁度いいお湯です。
 これもおもてなしでしょうか?


階段を昇っていくとこんなものが。だれかが射的屋さんでとったアヒルを名前を書いて置いていったみたいです。


真ん中位でしょうか?


結構登ってきましたがまだまだです。店の前にお花が飾られていてきれいです。


さらに登っていきます。古い温泉でどこも絵になります。


 

そういえば時期も七夕でした。


足湯もあります。入ろうかとも思いましたが下のほうに石段の湯という日帰り温泉があったのでそこに寄って行こうとここはパス。


昼間の時間でしたが、日が落ちてからの温泉街も趣がありそうです。

      





     


やっと一番上の伊香保神社まで来ました。皆さんお参りしていますね。

                
手前にある薬師堂にもしっかりお参り。


もちろん本堂でもお参りしました。上には売店もなく御朱印帖に記帳してもらえないと思ったら、向かって右手にお金を入れて御朱印帖に張り付けるお札があったので確か300円を入れていただいてくる。


お参りして降りてくると団子やさんがある。お店の前に全国で一番最初に温泉まんじゅうを売り出したお店との説明が。そういうことならと温泉まんじゅうを購入。賞味期限が翌日までしかありません。


途中のお土産物屋さんでいろいろ買って石段の湯まで来ました。折角伊香保温泉まで来たのだからと400円払ってゆっくりの温泉に浸かる。草津温泉ほど硫黄臭くなくさっぱりした入りやすい温泉でした。


後はお昼を食べて帰るだけ。群馬といえば水沢うどんでしょう!と行ったのは伊香保からほど近い松島屋さん。


水沢観音周辺にうどん屋さんが軒を並べています。頼んだのはこちら。



上がざるセットの竹1620円と下が天釜1560円。ざるはしっかり腰でのどごしを、釜揚げはもっちりつるつるを味わえます。
 この後一般道を通って埼玉の秩父まで出て、山道を山梨まで踏破。自宅には19時前には到着。高速だと24時過ぎまで粘るところですが割と近場だったので一般道で帰ってくることができました。