2016年9月7日水曜日

白川五箇山紀行

白川五箇山紀行

まだまだ暑い日が続きますが、だからと言ってじっとしていられません。主に苦痛なのは夜暑くて眠れないことなので、今回はそこを一工夫。といっても大したことはありませんが。まだ行ったことがなかった世界遺産白川郷と五箇山旅行を企画しました。

1日目 いつものように自宅を18:30出発。高速道路を乗り継いで東海北陸道ひるがの高原下りSAに着いたのは22:30頃。仕事を終えてからの4時間かけての運転はそろそろこたえます。
 日本にあるSAの中で一番標高が高い所にあるため夜でも涼しいだろうとの憶測です。案の定到着した時も涼しい。ここにはサークルKもあるので翌朝の食事も心配ありません。
 疲れたので早めに就寝。ここは大型もあまり多くなく気温も低く今まで泊まったSAの中では一番過ごしやすかったかもしれません。

翌朝6時起床。やや曇りがちのお天気。



ところが朝の高速のコンビニは意外と混んでいます。我々みたいな観光客ばかりではないということですね。


7時に五箇山に向かい出発。ガソリンはここまでで4分の1。できればどこかで入れたいところ。大抵インター付近にはガソリンスタンドがあるものですが見当たりません。心配しつつ向かっていたら相倉合掌造集落に折れる手前にJAのスタンドがありました。こんなところだから高いと思っていましたが124円/Lとそれほど高くなかったので助かりました。とりあえず15Lだけ入れました。



とりあえず安心して相倉地区に到着。駐車場で協力金500円を支払う。こじんまりとした集落です。


まず集落が上から見渡せる展望所に登ります。5分くらいで到着。


雨も降らず、気温も20度そこそこなので過ごしやすい。このまま暑くならなければいいのですが。再び下に降りて集落内を散策。そばの花も咲いています。


中の民家は実際に住んでいたり民宿になっていて泊まれるようになっています。


国からの補助もあるんでしょうが個人の負担も大変でしょうね。


朝一だったのでまだ来ている人もいないくらいでしたが、テレビクルーなのか番組の制作会社関係らしい姿もありました。ここは道も狭くて観光バスもあまり来ないのかもしれません。


30分ほど滞在して同じ五箇山の菅沼地区に向かう。こちらの駐車場は2カ所ありますが、我々が行ったとき国道から入った駐車場は閉鎖していて入れず、しょうがないのでちょっと行った先の橋を渡った所にある道路に路駐しました。おかげで駐車場代500円はかからず。これから行かれる方は国道沿いの駐車場に先に行ったほうが無難かも。休日は開いているかもしれませんが。
         
  

国道沿いの駐車場は菅沼合掌造り集落展望広場のところに駐車場があってそこからエレベーターみたいなのがあって下に降りられるようになっているようです。
 こちらの集落も相倉地区と同じくらいの規模で散策するのにちょうどいいですね。中国人もこの時間にはおらず。


こちらも民宿になっていたりしていますが、お土産物を売っていたりもします。


現在でも暮らしの中にある自然な感じです。


集落にあるお宮も合掌造りです。


お土産を買って一回りしたところで白川郷に向かう。まず全体が見渡せる天守閣展望台に。


白川郷を見渡すことができる高台にあります。


こちらにはすでに中国語が飛び交っています。


こちらでもお土産を購入して下にある村営せせらぎ公園小呂駐車場に車を停める。


すぐ前の川に橋があって渡るとすぐ集落に入ることができます。駐車場も大きくて何台も観光バスが停まっています。


五箇山と違って規模が大きく観光客も多いですね。商業活動も盛んでお土産物屋さんももちろんファストフードも色々あります。


こちらはお決まりの民宿。


ここでもお土産を買いました。


この辺では既にコスモスはもちろんススキも茂っていてもう秋が来ています。



と思いきやスイレンも咲いています。夏と秋が交錯しています。


一体何階建てなんでしょうか。


倉庫のようなかわいい合掌造り。


屋根を葺き替え中の家がありました。


向こうの高台にさっき行ってきた天守閣展望台が見えます。


駐車場に戻り混む前に早めの昼食。白川らしいものを食べたいと、飛騨牛食べ処 てんからに向かう。


集落から数分のところにあります。11時半くらいでまだ混んでいません。頂いたのはこちら。


上が飛騨牛朴葉味噌和膳1000円。下が飛騨牛ローストビーフ丼1700円。ローストビーフはめっちゃ柔らかくておいしかったです。おすすめです。焼肉も食べたかったところですがお腹いっぱいになりました。


ここから飛騨大鍾乳洞に向かうのですが、一般道をナビで選択したため40分くらいで着くところ1時間半ほどかかってしまいました。しかも大変な山道。道は狭いし勾配はきついしガードレールもありません。田舎に住んでいるうっしっしは慣れていますが都会の人には大変かもしれません。
そんなこんなで何とか到着。



バカでかい鍋があります。



全部回ると45分くらいですが体力に合わせて途中で出られるようになっています。



色んな形の鍾乳石がありますが、所々幻想的な照明がされています。



水の中の鍾乳石。



どこまでも続いています。



中は暗いので手ぶれピンボケしてしまいます。



何万年か何億年かかかっているんでしょうか。



名前も様々。





それっぽいネーミング。



出口の近くに何やら象徴的な形のご神体の神社がありました。もちろんさすってきました。



ここに来る途中土砂降りの雨に見舞われましたが、出てきたら雨は上がっていました。再び高山市内に戻りスーパーマーケットさとう三福寺店に寄りお酒や食材を仕入れ温泉臥龍の郷に向かう。市内の飛騨国分寺に寄る予定でしたが、雨が降っていたのでパスしました。



日帰り温泉ですが宿泊もでき食事もできます。今回初めてこういうところでの宿泊になりました。去年同じ時期に中山道から岐阜の鵜飼いを見に出かけたときとても暑くて、道の駅の車中泊では眠れなかった経験からこうなりました。もちろんエアコンがあるので快適に過ごすことができました。
 別館が500円ほど安かったのでこちらに宿泊。素泊まりで3500円。一応モーニングもついています。温泉は特に特徴はありません。消毒臭が鼻につきましたね。夜は食堂で食事。生中と地元グルメのけいちゃんをいただく。写真を撮り忘れましたがなかなかおいしかったのでお土産も買ってきました。基本味噌ですが他にしょうゆや塩もありました。モーニングは本当に簡単な食パンにコーヒーとサラダとゆで卵でした少し寂しかったですがタダだから仕方ありませんね。詳しくはホームページをhttp://www.garyunosato.jp/

持ち込んだお酒を飲みながら早めの就寝。朝6時に起床。食堂が7時からなので早めに赴くとすでに混んでいます。素泊まりの方って結構多いんですね。その足でチェックアウトして下呂方面に向かう。高山の朝市には行ったことがあるので今回は下呂の朝市を覗きに。



下呂温泉合掌村の一角に常設の施設としてあります。朝まで雨だったせいかこの日は閑散としています。待ち構えている感が強かったので臆したものの折角なので覗いてみる。地元の人との会話をしながらの買い物はサービスエリアで買うのとまた違っていいもんです。



何軒かあるお店を順番にお邪魔してここでもおみやを購入。ここから温泉街に降りていき、温泉博物館前にある駐車場に停める。



温泉街にはいくつか駐車場はありますが、ここは散策するにはちょうど良い所にあります。隣が鷺の湯という足湯、向かいが温泉博物館、斜め向かいにかえる神社があります。


縁起がいいのでお金が帰ってくるようお参りしていく。下呂のカエルのゲロとかかっているのかもしれませんね。路面にもこんなデザインが。


またちょっと行くと高台に向かって温泉寺に行く参道が伸びています。下呂温泉全体が見渡せるというので階段を登っていく。


思った以上に段数があって朝から疲れます。何回か休みながら到着。


下呂を代表するお寺だけあってよく整備されています。


本堂の右側に湯薬師如来を祭ったお堂があり、用意されている石に願い事と名前住所を書いて塚のように積んであります。お布施して型どおりに石を積んでお参り。


こちらに御朱印が置かれていたためありがたくいただく。無人ですが有料です。この後本堂でもお参り。


再び階段を下りさらに降りたところにある下呂温泉神社。


温泉街を流れる飛騨川を渡って対岸側にある噴泉地を望む。さすがに誰も入っていませんでした。


歴史ある温泉地だけに古い建物もあります。


支流に沿って散策できるよう遊歩道が整備されています。



折角下呂温泉に来たのでと温泉に入ることにしたのですが、時間がまだ10時前と速いため入れるところがあまりありません。事前調査ではクアガーデン露天風呂なるところが朝8時からやっているはずなのでそこに向かう。


入浴料は700円。内湯はなく露天風呂だけです。雨が降っていたりすると厳しいですが、この日は今のところ何とか曇り空。誰もいない露店風呂を独占状態。癖のないお湯で入りやすい温泉でした。温泉にも入ったことだし次の訪問地郡上八幡に。
 いつものように混む前に早めの朝食。郡上八幡は鮎で有名ですが、うなぎが安かったので久しぶりに舌づつみ。宿に併設されている吉田屋 美濃錦。



うなぎの長焼き、うな丼ともに2600円。今時食べたら3000円から5000円してもおかしくないご時世ですがおいしかったですよ。お腹も満たされたので郡上八幡のシンボル郡上八幡城に。
 このお城はもちろん駐車場はあるのですが、かなりの急こう配の上かなり狭い。何度か切り返してやっと到着。小さめのお城ながらシンボルにふさわしいきれいなお城です。



入場料はお城と郡上八幡博覧館とセットで650円。いいお天気になり暑くなりましたが駐車場からそれほど遠くないので助かりました。



堂々としていますね。郡上八幡の市街がよく見えます。天候によっては霧に包まれた天空の城になるそうです。



郡上八幡市は山之内一豊の妻千代の出身ということで



お城を下り郡上八幡博覧館に向かう。車は近くにある八幡公民館に併設されている博覧館駐車場に停める。1回350円。


博覧館では郡上八幡の歴史から正時には郡上踊りも見ることができます。


一緒に踊りながら習うことができます。ここでもお土産を仕入れ、ついでに市内観光。
 近くにある安養寺。


古い町並みも残っています。


歩いていると色んなものに出会うことができます。


















近くに宗祇水なるスポットがあります。

 

由緒ある土地ということがよくわかりますね。


水と生活がともにあるという感じです。


歴史ある八幡町役場。


役場の前にある新橋。


橋の上から飛び込むことで有名な橋です。観光スポットですが事故も多いようです。


折り返して駐車場に戻り、疲れたので今回の旅行はお開きに。高速を乗り継いで自宅には18時頃到着。お疲れさまでした。