2015年7月15日水曜日

木曽岐阜紀行

木曽岐阜紀行

先月は菖蒲を見に水郷に行ってきましたが、今月は木曽を巡りつつ鵜飼を見に岐阜に行ってきました。鵜飼は夜なので2日目の最後に組みました。
 楽しい旅行だったのですが、とにかく暑かった!鵜飼は夏の時期なので仕方はありませんが、暑さに疲れも2倍。今度は涼しいところがいいですね。

1日目 自宅を18時半に出発。中央高速で諏訪湖下りSAに21時着。上りSAなら温泉があったのに残念です。それでも売店は24時間営業しているみたいで助かりますよね。下りSAから上りSAを撮りました。向こう側に諏訪湖があります。まだ寝るには早いので売店を物色した後アンテナを立てて寝るまでテレビを見る。冷やしておいたビールを飲んで11時ころ就寝。



2日目 朝6時起床。駐車場は広いので大型と離れたところに停めることができたのでそれほどうるさくありませんでした。持ってきたパンで朝食。顔を洗いに出たついでに軽めの散歩。夜写真を撮ったところから撮ってみました。




あまり早く出かけてもまだやっていないのでのんびりしようかと思ったものの、朝からお天気で暑くなってきたので早く出ることに。

本当は贄川関所から見ていく予定でしたが、月曜休みのため今回は見送り。道の駅木曽ならかわに着いたものの、営業開始30分前。トイレだけ使わせてもらい次の奈良井宿に向かう。奈良井宿無料駐車場に車を停め、まずは木曽大橋を見学。




駐車場に戻り、線路の下をくぐり宿場街に入る。まだ早い時間であまり人が居ません。



途中に飲用できる湧き水が出ています。くせのない飲みやすいお水でした。ペットボトルを持ってくればよかった!



休み明けの月曜日で、休んでいるお店も多いのか静かなたたずまい。



街角を保存しながらも、個性のある表情をそれぞれ出しています。



あいていたお店を覗きお買い物。暑かったのでそこで売っていたご当地あやみどり塩ソフトクリームがおいしかった。少しピンボケですが。



宿場町らしいお寺にも寄ってきました。



宿場につきものの格子戸や雰囲気を壊さないような努力も必要ですが、お客様を気持ちよく向かいいれるおもてなしの心も必要ですね。



この先まだ宿場巡りをするのにもうすでにお土産で一杯です。一巡したところで戻り、今日のお昼どころの越前屋へ。



こちら日本で2番目に古い蕎麦屋と言われている、創業390年にもなる古いお蕎麦屋さん。注文したのはもりそばとそばがきとそば寿司。




もりそばは2枚あったので1枚づつシェア。そば寿司は太巻き風でお酢を使っています。


そばがきは砂糖醤油でいただきました。

ちょうど食べているとき窓から寝覚ノ床なる看板が。お店の人に聞くとすぐ目の前だと教えられたので、駐車場に車を停めさせてもらって寄ってみることに。



線路の下をくぐって下に降りて行きます。今道が一部崩れていて途中までしかいけません。



なので鉄道の電線がばっちり写っています。そして入り口にある臨川寺の一角に浦島堂なるものがあり、宝物館の中に浦島太郎の竿が展示されています。



ここまで時間に余裕があったのですが、予定のないものだったのでここにきて予定通りに妻籠宿に到着。駐車場代300円。



駐車場から坂を上ったところに宿場街があります。



先ほど行った奈良井宿とはまた違う雰囲気。歩いていくとこんなものも。



こちらは外人の方が多く見られます。



妻籠宿本陣。



水車小屋もありました。



こちらでも気持ちよくお客様をお迎えしようという気持ちが現れています。



とても暑かったのでここでも一休み。くるみ味噌の五平餅をいただきました。



香ばしくておいしかったですよ。みたらし団子も食べたのですが、よく食べるものより醤油が効いていてやはり香ばしくて柔らかいつきたての餅のような団子でした。食べてしまったので串しか写っていません。一息ついたところで次の馬籠宿に向かう。

馬籠宿の駐車場は上手と下手があって、斜面に宿場街があるので上るか下るかしながら散策するようになります。
 うっしっし号は上手に駐車。ちょっと上に展望台があったので上ってみました。



上手の入り口から下手に向かって下っていきます。




こちらはチャイニーズらしき人たちが多かったですね。なぜか欧米の人は居ませんでした。ちょうど人が居ないときに撮りました。



ここは中山道でも岐阜県。やはり何となく雰囲気が違います。お日様に照らされながら、坂道を登ったり下ったり。



一休みついでに寄ったお店。趣のある外観。色々買い込みました。



馬籠宿の中にある島崎藤村記念館。明治の文豪で有名なはずなのですが、あまり入る人もおらずひっそりしています。一人550円。50才台での現代では早世。改めてまた読んでみたいと思いました。



大八車が店頭を飾っています。



あまりの暑さに下まで行き着く前にユーターン。登り坂がきつくなってきました。



思わず入ってみたくなるようなお蕎麦屋さん。





車に戻り買ったアイスを食べようとしたものの、かちこちに凍りすぎていて歯が立たず。運転しながらだったので結局溶けてしまいました。
 中山道はここまで。ここから早夕飯を食べに関市に向かいます。

夕飯は5時の予約なのでまだ時間はあるため、まず地元スーパーに寄ります。この辺はやはりバローが多いですね。バロー関ひがし店がちょうど通り沿いなのでこちらでお買い物。




夜飲むビールやら翌朝のパンやらここならではの食材を買い込みました。まだ時間があるので次はお風呂。近くにマーゴの湯という施設があったのでここで一杯かいた汗を流すことに。



さっぱりしたところで、いよいよ夕飯を食べに旬彩 丸美(丸美寿司)へ。車を向かいにある駐車場に停める。



関市でも鵜飼が行われるので市内の飲食店では鮎料理が提供されています。初め岐阜市でと考えていたのですが、立派な料理屋さんが多いせいかなかなかお高い。その点関市のほうがリーズナブル。色々探してこちら丸美寿司さんで提供されている関のあゆ丼 鮎づくし/2,415円を予約しました。
鮎の季節以外でも様々なコースが用意されています。


初めに出てきたもの。サラダにだしまき卵、和え物に雑炊。しそジュースも出ました。
 しばらくして出てきたのは鮎てっさ。これ食べたさにこのコースを頼みました。もみじおろしでさっぱりといただきました。



次はてっぱんの塩焼き。外はカリカリ、中はしっとり。丸かじり出来れば一番いいのですが、尿酸値が高いので内臓は食べずに残す。



締めに出てきた鮎丼。柔らかく煮込んだ小さめの鮎が何匹か乗っています。ピンボケになっていますが。あまり多いように見えませんが、食べ終わってみると結構お腹一杯。十分ですね。



後は鵜飼を見に一路岐阜に向かいます。車は岐阜公園堤外駐車場に停めました。駐車場から船着場まで歩いて5分くらいでしょうか。何艘も舟が横付けされています。



予約してあったので受付で切符を買い時間まで待ちます。



橋の袂に鵜匠の銅像があります。



船便は18:15分、18:45分、19:15分の3便あります。我々が乗り組むのは19:15分の便。鵜匠による説明が17:30分ころから1回ありますが、今回は間に合わないため見送り。
 時間前に乗り込みます。



舟から見上げるとライトアップされた岐阜城が見えます。



この日の鵜飼の開始時間は19:45分。待機している間船頭さんから色々なお話があり、合図の花火が上がって鵜飼開始。



時間が来ると長良川に面しているホテルや旅館が協力して明かりを落としてくれます。真っ暗の中のたいまつの明かりだけなので、ブレルはボケルはでうまく写せません。



動画もスマホで撮影したものなのでうまく写っていません。



鵜もほとんど食べていないためか一生懸命鮎を追っています。いったん上っていった舟がまとめて浅瀬に追い込む総がかり。



時間的にはほぼ30分くらいですが、最後にご褒美の鮎の鵜呑みをもらえます。順番を待っている鵜たち。



船内からもかわいいー!との声が上がる。



20:30には帰船の途につく。



予定通り21:00道の駅 柳津に到着。既に暗いので様子が分かりませんが、とりあえずトイレに行ってアンテナを立ててテレビを見て、ビールを飲んで扇風機をかけながら就寝。

ポータブルバッテリーの電源を使っていたものの、それほど大きくないため夜中にパワーダウン。この日は昼間も30度以上あり、夜になっても気温が下がらず。もちろん暑くて眠れず車外に。しばらく外の空気を吸って散歩したものの1時過ぎで朝までそうしているわけにもいかず、仕方ないのでスライドドアーをしばらく開放して換気して空気を入れ替えて、その後以前作っておいた小窓用の網戸をはめ、バックドアのボーンバーを設置し通気できるようにして再び横になる。
 そのせいか何とか眠れるくらいになり、6時過ぎくらいに起床。



夏場はこの暑さ対策をしなければ出かけられませんね。

 3日目は岐阜市内観光。まず岐阜駅北口にある信長公像を見に車を走らせる。通勤時間帯でなかなか混んでいます。Google Mapで確認していたので大体場所は分かっていたので、岐阜駅北口第三自動車整理場 駐車場に向かう。こちら20分以内なら無料で停められます。車を入れバスロータリーにある金色に燦然と輝く信長像を見に行く。さすがに県庁所在地。駅前もよく整備されています。



周りに何もなければよく目立つのでしょうが、高層建築群の中では埋もれてしまいます。



まさか純金ではないでしょうがカッコいいですね。次に向かうは伊奈波神社。パワースポットとしても有名です。午前中であまり人は居ません。



このときは屋根の改修工事中のため拝殿まで行けないため手前でお参り。ここでも御朱印帳に記帳していただきました。



奥に見えるのは黒龍社。



次も年寄りらしく岐阜大仏を見に正法寺に向かう。



大仏殿は塗装がはがれかかっていて、傷みが目立ちます。9時前に到着したのでまだ開いていません。200円の拝観料を支払い入場。入ると目の前に大仏様が。高さ14m弱あります。



優しいお顔をしています。



団体さんが見えてにぎやかになってきたので入れ替えに岐阜城へ。車は岐阜公園大宮町駐車場に停める。ここの駐車場が、ロープウェイに乗るのに一番近いんです。


5分くらい歩いていくとロープウェイ乗り場のある建物に。


ロープウェイは15分おきに出ています。


はるか下方に夕べ見に行った長良川の鵜飼乗り場が見えます。


10分ほどで到着。ここからさらに上にある岐阜城まで登っていきます。


前日よりさらにいいお天気に、まるで登山をしているようで汗びっしょりに。やっと岐阜城が見えてきました。


お城に到着。入り口で入場料200円を支払う。中は展示室と展望台になっています。

展示されている信長坐像。


教科書にも載っている絵も展示されています。


最上階の展望からほぼ360度の景色です。


とにかく暑かったので売店でアイスで涼む。


一息ついたところで降りていくと珍しいリス村。


入り口で皮手袋を渡されます。中に入ると、とうもろこしの粉を手袋にかけられる。園内ではリスが駆け回っています。


手袋を差し出すとあっというまにリスが集まってきます。人に慣れていますね。


怖がらずに寄ってくるのを見るとかわいいですね。ちょっと触っちゃいました。


一通り見たので再びロープウェイで下る。


降りたところで、早めのお昼を食べに松屋に向かう。名古屋飯で有名なエビフリャーと味噌カツですが、岐阜でも食べられます。


昼前でまだ混んでいません。頼んだのはこちら。比較的リーズナブルなお値段で大衆的な食堂。味噌カツライスS 700円、エビフライライス1350円。


これで今回の観光は終了。後は高速で一路自宅に。特に渋滞もすることなく順調に帰宅。15時過ぎには帰ることが出来ました。
 買ってきたお土産各種。楽しかった!