2013年8月7日水曜日

信州紀行

信州紀行
8月は暑いのでひとつ涼しいところにでも出かけようかとういうことで信州に、しかも高原の夏を満喫しようと出かけて来ました。コースは、1日目:自宅-黒部-松本-美ヶ原-霧ヶ峰-白樺湖(車中泊) 2日目:白樺湖-小海-清里-自宅です。

1日目: 朝3時起き、3時半に出発。前日夜から外部電源から充電しておいたので安心してのお出かけです。第2東名に乗り安曇野ICまで直行。途中双葉SAでトイレ休憩。7時半頃扇沢駅に到着。朝市の時間帯に関わらず駐車場はほぼ満杯。さすが夏休み中の日曜日です。

 
生憎の曇り空ですが雨さえ降らなければと祈りながら切符を買うと、上はどうなっているかわからないがどうしますか?と聞かれ、とりあえず黒部まで行くことに。お天気次第では大観望までの予定です。まずはトロリーバスに乗り込む。4台のバスがほぼ満員の状態。
 

電動バスだけに音は静かです。15分ほど揺られて黒部ダムに到着。できるまでの大変な時間と殉職者に思いを寄せる暇もなくバスを降りる。改札を出ていざあの有名な黒部ダムを見ることができるかとわくわく。ところが表に出てみるとなんと雨が!まあ小降りだからまだいいかと言いながらダムに向かう。徐々に雨脚が強くなってきた。傘持ってきてよかった!それでも何枚か写真を撮る。ちょっと寒いので上着を追加。


さすがにその規模と迫力に圧倒されますね。放水された水しぶきが霧状になりダムの下は白く煙っています。こんなお天気でも装備万全に立山方面に向かう人が結構います。そんな人達を横目に見ながら、気弱なうっしっしは簡単に断念。今度紅葉の季節にでも来ればいいかということでまたトロリーバスに乗り込み扇沢駅に舞い戻る。戻ってきたら青空が見えてきました。山のお天気は変わりやすい。予定ではこの後大町でお昼を食べに行くつもりでしたが、ダムだけ見て戻ってきたため時間が早く、松本でどこか物色することに。食べログで検索するのも面倒くさく、通り沿いにあったおそば屋さんに寄りました。
 
 

 
’こうの’という名前のおそば屋さんです。いかにも手打ち風で太さも不揃いで喉ごしがあまり良くありません。こういうお蕎麦が好きな方もいらっしゃるとは思いますが、自分には合いませんでした。こうのさんごめんなさい!天ざる1400円、大ざる900円でした。ここで腹ごしらえした後いざ美ヶ原へ。今のところナビに不具合はないため安心しておまかせ。まずは美ヶ原高原美術館。こちら道の駅にもなっているところ。特に目的はありませんが、休憩がてら寄ることに。
 
 
美術館を見ることを目的の方も多いようですが、とにかくお天気が不安定ですぐ真っ白い世界に。
 
 
おみやげを見た後王ヶ頭を見に山本小屋に向かう。ここすぐ近くなんですね。駐車場に止め歩いて美しの塔に。
 
 
奥に見えるのが王ヶ頭?かな。写真を撮り行った気分。帰り道に意外なものに遭遇。
 

鷹の仲間だと思いますが、調べたけどよくわかりません。恐れげもなく堂々としています。この自然が壊れないことを祈ります。次の予定は八島ヶ原湿原です。ナビに住所を登録し到着してみるとえらく細い道に誘導される。これは変なところに案内されそうだと思い、特にどうしても行きたいわけでもなかったので今回はパスすることにし、白樺湖に向かうことに。そうするとその途中の開けたところに車が結構止まっているところがあり、何か有りそうだとの直感。隅っこに車を止め降りてみるとなにか黄色い花らしきものが。もうとっくに終わったかと思って諦めていたニッコウキスゲです。チャップリンというレストランの脇にニッコウキスゲの里なる案内板が。丘の上一面にニッコウキスゲが可憐な黄色い花を咲かせています。この近辺は湿原があり高原植物の楽園になっているようです。

 マイハイエースです。
見れないと諦めていたニッコウキスゲを見ることができ満足。本日のクライマックス、一路白樺湖に。車山を通り過ぎ、白樺湖を下に望みながら降りて行くと直ぐに到着。まずは汗を流しに湖畔にあるすずらんの湯に入る。この辺りから雨もよいのお天気に。お湯はさっぱりとしており匂いもな入りやすかったのですが、内湯はとにかく熱いくらいで長く入っていられませんでした。露天がちょうどいいくらいです。温泉で汗を流した後、温泉の中の食堂で食事。カツカレー850円なり。特に大したメニューはなくうどん、そば、ラーメン、カレー500円台でした。くつろいだ後いよいよ宿泊準備。


左側に見えるのがそうです。右側にあるのは公衆トイレ。駐車場の一部にあります。この駐車場には夜10時半には締め切るという表示があります。そのため写真手前側の空き地?(駐車場)に移動。すでに5台くらい停まっています。さすがに高地だけに涼しくて過ごしやすいですね。念のためトレーナーを持参しました。食後にクーラーで冷やしてあったビールを飲みながらテレビでも見ようとノートパソコンにワンセグテレビチューナーを差し込みスキャンするもNHK以外受信せず。しかもとぎれとぎれでいらいらがつのる。仕方なく持っていったガラ携の小さな画面でテレビを見ながらくつろぐ。やはり液晶テレビを買わないとダメですね。そのこうしているうちにまさにバケツをひっくり返したようなどしゃ降りに。特にやることもなく疲れも出てそのまま就寝。

2日目: 雨もいつの間にか止んだようです。夜から気温が下がったようで、毛布を持っていったものの、朝方はそれでも寒さを感じます。5時半には目が冷め、公衆トイレに顔を洗いに。ところが洗面台の蛇口の元栓が絞られていて、ちょろちょろ状態。マナーの悪い方がいらっしゃるようで、その他大勢の善良?な人が迷惑を被ります。皆さん常識を守りましょうね。
 


携帯テレビを見ながら、持参したレトルト食品を電子レンジで温め、同じく温めたパックごはんにかけ朝食を流し込む。電子レンジは今回はじめての使用ですが、やはりあると温かいものが食べられていいですね。一泊くらいならそれほど感じませんが、数泊するようになると、予算を考える上でも必須装備です。腹ごしらえが済んで、せっかくなのでと湖畔を散策することに。高原の朝は気持ちがいい。
 
 
 
目も冷めたため、2日目の最初の目的地、白駒池に向かう。大門街道を南下しメルヘン街道を東進。思ってもいなかった駐車場代500円を払い徒歩で15分ほど進む。
 
 
苔の森を抜けていくと見えて来ました。麦草峠にある静かな森に囲まれた高地の池です。
 
 
雨がポツポツ落ちてきたので早めに切り上げ、小海・松原湖経由で国141に出る。そこを右折して清里方面に。何度もこの道は通っていますが、いつも横目に見ながら寄らずにいたびっくり市場?を覗いて見ることに。
 
 
地元でとれた朝取り高原野菜でも購入しようと物色。もちろん1玉50円の高原レタスをゲット。その他にもいろいろな野菜や果物がいっぱいありますが、よく見てみると群馬産だったり長野産だったりと他県産も多くて、やや大きめの八百屋さんといった感じ。それでも安いとついつい買ってしまいますね。そんなこんなで新鮮なお野菜と果物を仕入れて、マイナスイオンを浴びに吐竜の滝に向かう。ところがナビの設定を間違ええらく遠回りになってしまった。これが予想外の発見をすることに。吐竜の滝を東側から進んでいったところこの辺かと思い車を止め降りて行くとものすごく大きな巨岩が渓流になぜかゴロゴロ。といっても伝わらないので写真をご覧ください。
 
 
こんな巨岩がいくつか転がっているんです。人の大きさと比較するといかに大きいかわかると思います。自然のパワーはすごいですね。この先に吐竜の滝がありました。駐車場から5分ほど歩いて到着。平日なので大して人もいないだろうと思っていたのは大間違いでした。皆さん色々な情報を見てくるんですね。
 
 
マイナスイオンに溢れています。お子さんからお年寄りまで涼を求める人で溢れています。十分涼んだ後、遅めのお昼を食べに、食べログで調べた中村食堂に向かうことに。こちら地元の地鶏を飼育、食材の提供をしています。食堂も併設されており鶏肉を使った料理が人気の食堂です。
 
 
まさかもうないだろうと思いつつ1日限定の鶏カツ丼を聞いてみるとまだありますということでこちらと他に地鶏親子丼を注文。かつや鶏肉に半生状態の卵がかかっています。卵は黄色いというより赤みがかった色。味もしっかりと卵の味がします。普段食べる親子丼とは少し違う感じで、好き嫌いで意見が分かれそうです。
 

 
上が親子丼で、下が鶏カツ丼です。食堂の左に別棟で卵を使ったデザート類を売っている売店があったので高いプリンを買って来ました。左が八ヶ岳プリン、右が芳醇プリンで、八ヶ岳プリンの方が色が濃いのですが、芳醇プリンの方が卵の味が濃い感じですが、好みですね。どちらも400円以内で買うことができます。
 

この後長坂ICから中央高速に乗って帰って来ました。予算は高速及びガソリン代を除き2万円かかり、今回はややオーバーでした。次回はもう少し節約しないと。以上信州紀行でした。